2013年11月14日
O-CHA

~ワタクシ フランス人のオチャ屋デ~ス~
ここはグランシップ「世界お茶まつり2013」会場
茶工場を経営している友人いわく「最近は純粋な緑茶は売れなくて『邪道のお茶』ばかり売れてるよ~」
このフランス人も緑茶にドライフルーツをブレンドしたフレーバーティーで有名になり マスコミによく出演しているそうです
私 「ハマナス作ってますがいかがですか?」
店主「オー! サンプル送ッテクダサ~イ」
早くまともなサンプルを作らないと商売になりそうもありません
「ローマは一日にして成らず ローバも一日にして成らず ローズもまたしかなり」^^;
前途は多難です><
「邪道のお茶」とからかいながらも友人は「アジサイ茶」をお客さんに熱心に売り込んでいました
お茶の世界もさま変わりしているようです

~あっ、クランベリー発見~
ブルーベリーはポピュラーですが赤い実の「クランベリー」はまだ日本ではめずらしいでしょう
世界中を歩いているハーブのT先生が確か…「ハマナスが安定したら次は…(ナイショですが)…クラン…」と言われていたような…?
私 「クランベリーは日本で育つのですか?」
店主「クランベリーの苗は日本で売られているけど富士山の裾野くらいの高地でなければ無理だね 平地では育たないね 」
そうか~ 鍋島で育てばいいな~

~ムンムン~
さすがは世界お茶まつり
湯気が立つほどムンムンです
試飲のお茶を飲み歩きすぎてお腹がポンポンになりました

~なんであれが?~
正直言って何であれが「世界農業遺産」なの?って思いませんでした?
今年登録された「静岡の茶草場農法」のことです
お茶まつりのシンポジウムに参加してようやく謎が解けました
茶畑の回りの草刈り場で1年に1回草を刈って茶畑に入れます
そうすることにより良いお茶ができるとともに草刈り場には多彩な草が生えてきて昆虫も生息し生物多様性が保たれます
百姓は何も知らずにやってきたことなのですが
あまりにも身近なものだったので誰もその価値が分かりませんでした
1年に1回草を刈ることが大事なのですね
刈らないで置くと自然に竹やぶや雑木林になってしまいます
私のうちも両親が茶業ができなくなって草刈り場が2~3年放置されています
今年 私が草を刈りに行ったらもうススキは背丈より大きくなり雑木が生え始めていて途方に暮れてしまいました
こういうことだったのですね

~どんな花が咲くでしょう~
これもT先生に種をもらったハーブ「ジャーマンカモマイル」
苗床からポットに移植しました
「地上のリンゴ」と言われるリンゴの香りのする可憐な花の咲くハーブです
ハマナスの咲くころ一緒に咲くでしょう
摘んだ花に熱湯を注ぎ フレッシュハーブティーとしていただきます
味見に来てくださいね

~でっかい~
カリンの実が大きくなってきました
これもハーブの仲間なのですね
カリン酒にしてみます
これも来年 試飲してみてください
Posted by natty at 14:41│Comments(0)