2014年04月25日
「マウ」ちゃん

~ぱっ!~
咲いた!
ハマナスの「マウ」ちゃん 咲いた!
天国からこぼれてきたピンクの宝石のようにキラキラと!
あれぇ~?「マウ」ちゃんてだれ???
ハマナスの「マナ」ちゃんじゃなかったっけ?
…実はわけあって「マナ」ちゃんから「マウ」ちゃんに改名したのですよ
「マナ」ちゃん失恋でもしたのかな?
失恋の痛手を忘れるために改名?
ちっ 違います!
だったら どうして?

~もしもし~
わたしと女房が鍋島村の入り口に植えたハマナスの草取りをしていた時でした
「もしもし ちょっと道をお尋ねしますが このあたりにある弁天島という島に行く道をご存知ですか?」
おかしなことを訪ねる方だなと思いました
確かに村はずれの大井川に古いほこらを持つ弁天島という小島がありますが関心を持つ人などいないのです
かの「親鸞上人」がかって大井川の奥地を旅したとかいう痕跡を調査しておられるとのことでした
お話しを聴くうちにこのお方は恐ろしいほどの博物学者だと分かりました
ハマナスを見られて 「静岡県でハマナスが栽培されているとは知りませんでした」と懐かしそうなご様子でした
ハマナスは北海道のアイヌにとっては貴重な食料で アイヌ語でハマナスの実は「マウ」 ハマナスの木は「マウニ」と言うのだと教えてくれました
これで「マナ」ちゃんが「マウ」ちゃんに改名したナゾが解けましたね?
このアイヌ語を頂かない手はありません
歴史や地理をはじめ ハーブ・山菜・キノコ・果実酒などめちゃくちゃ詳しいのです
「ハマナスの里」に関しても思いもよらない数々のご提案を頂きました
広谷良韶さんと言われます
これがご縁でお付き合いさせていただくことになりました
「世の中にはすごい方がいるものだね」と 後で女房と話し合いました
こんな出会いってあるのですね!
まるで夢のようです
Posted by natty at 01:23│Comments(0)